ゴルフ練習場で、ある程度打てるようになったら本コース(ゴルフ場の事です)に行く前にショートコースに行って見ましょう。色々勉強になると思います。
ショートコースとは?
パー3のホールが9ホールから18ホールあるゴルフコースです。1ホールの距離は、50〜150ヤード程です。
◯ヤード表記とは?
聞き慣れない距離の単位ですが、ゴルフでは距離の表記は、ヤードです。
1ヤードは、約90センチです。100ヤードなら約90メートルですね。
ヤード表記をしているのは、アメリカとイギリス、日本ぐらいで他の国はメートル表記です。
ヤード表記ですが例外があります。
グリーン上は、メートル表記になります。「カップまで後、約0.4ヤード」と言うより「カップまで後、50センチ」と言う方が判り易いからです。
日本でもメートル表記にする動きも昔あったみたいですが、なぜかヤードのままになりました。
さて、ラウンドですがアイアンとウェッジを使用します。ドライバーやフェアウェイウッドは使用しません。と言うより使用出来ません。コースのルールブックに記載が有りますが使用禁止です。
ショートコースによっては、特定のホールのみドライバーの使用が可能な場合も有りますが、ほとんどのコースはアイアンのみです。
使用出来ない理由は距離が短い為、ドライバーやフェアウェイウッドでは、飛び過ぎてホールから、ボールが飛び出してしまい危険だからです。
前の組のラウンドを観ていて、急に後ろからボールが飛んできたら怖いでしょう。だから、ショートアイアンかミドルアイアン以下のクラブしか使用出来ないのです。
ショートコースは、本コースと違い予約しないで直接コースに行く事も可能です。この場合は、到着順にラウンドします。土曜日や日曜日のように人が多く集まる日は、予約をした方がいいですね。
ラウンドは、予約優先になります。到着順は場合によっては、かなり待つ事も有ります。
しかし、予約をすると急用で行けなくなった場合のキャンセル料が気になりますよね。でも大丈夫です、殆どのショートコースでは1日前の午前中ぐらいまでに連絡すれば、キャンセル料は発生しません。流石に当日は、キャンセル料(1人1,000〜2,000円ぐらいです)が発生する所も有ります。
本コースはプレーする曜日にもよりますが、プレー日の約1週間前ぐらいからキャンセル料が発生します。因みに本コースのキャンセル料は、高いです。。
ラウンド当日にショートコースに到着したら、まず受付に行きます。
予約をしていたら名前と人数を受付の人に伝えます。予約をしてない場合は、空き時間を確認して問題ないようなら名前とプレー人数を伝えます。
念の為に記載しますが、1組4名迄です。5名で行った場合は、1組目3名、2組目2名という感じで2組に分かれてプレーします。
プレー時間が来たら、必要なクラブを持ってスタートホールに行きます。
キャディバックごと持って行く人は少ないですね。
大体、7番アイアンか8番アイアンに、PWとSWそれにパターの4本ぐらいを持って行きます。
受付でクラブを入れる用の小さいキャディバックをレンタルする事も出来ます。
ホールに着いたら、前の組がホールアウト(パットを打ち終わってホールを離れる事)しているか確認します。ホールアウトしていない場合は、ホールアウトして安全な場所に行くまで待ちます。
前の組がホールにいる間は、ボールを打ってはいけません!これは必ず守って下さい!
スタートホールから順番に各ホールを周ります。行先案内の看板があるので次のホールに行くのに迷う事は無いと思います。
練習場との違いを楽しもう!
ショートコースで感じて頂きたいのが、芝生から打つ感触です。1打目は、人工芝から打つ事になりますが2打目以降は芝生から打つ事になります。
練習場では、そこそこ当たっていたのにボールに当たらずに、ダブる事も有りますし空振りする事も有ります。
練習場は、地面が平坦ですがショートコースは違います。自然の地面なのでフェアウェイでも若干の起伏が有ります。
また、打つ度に違う場所から打つので当然起伏が違います。この起伏がスイングのバランスを崩してしまうのです。
また、練習場は人工芝の下はコンクリートです。多少ボールの手前を打ってもクラブのヘッドが滑ってボールに当たります。
ショートコースは、芝生の下は土です。ボールの手前を打ってしまうとヘッドが土にグサリと刺さりボールは、全く飛びません。
しかし、起伏のある場所で打つ感触とボールを掴む感覚は、練習場では味わえません!
ショートコースでの感触は、練習場での練習にも役に立ちます。クラブのヘッドがコンクリートに滑って当たっていた事に気付けば、練習も変わってくると思います。
本コースに、行く前に是非ショートコースに行ってみて下さい。
オススメのコース(関西編)
兵庫県西宮市にあるショートコースです。比較的平坦な「さくらコース/18H(パー54)」と山岳コースをイメージした「光コース/12H(パー36)」があります。
練習場とレストランも併設していますので、ショートコース→昼食→練習で、ゴルフ三昧の1日が過ごせますよ。