「ふれぼとけ」とは。
どうも、吉です。
前回は、京都東山の高台寺と圓徳院に行きました。その時に気になる物を発見しました、それが、、
東山・路傍の触れ仏(ろぼうのふれぼとけ)
です。
確かに、圓徳院を順路に沿って拝観し、最後に「三面大黒天」に参拝した後、門を出たところに「大黒天」の石像が安置されていました。
金運を上げたい方は、「大黒天」を右手或いは両手で撫でるそうです。
うーん、知らなかったので撫でそこねてしまいました・・・
ご利益は、色々です。
「圓徳院の大国天」以外にも「ふれぼとけ」は色々あります。
春光院(しゅんこういん)
高台寺の塔頭の一つです。現在は、非公開になってますので寺院に入る事は出来ません。(特別公開される事があります)
山門は、茅葺屋根です。趣きがありますね。
春光院は、「摩利支天(まりしてん)」です。(写真の左手前です)
「護身・得財」の神様ですが、戦国大名の信仰も篤く「加賀百万石・前田利家」や「中国地方の雄・毛利元就」も信仰していました。
戦国大名以外でも、南北朝時代の武将「楠木正成」も信仰していたと云われています。
武将に信仰されるのは、「勝負運」にもご利益があるからですね。
勝負運を上げたい方は、「摩利支天」を右手或いは、両手で撫でて下さい。
岡林院(こうりんいん)
高台寺の塔頭の中で、最も歴史があり、茶室「忘知席」があります。
岡林院は、「三地蔵」です。
- 見るぞう
- 言うぞう
- 聞くぞう
で、積極的な人になりたい方は、右手或いは、両手で撫でて下さい。
月真院(げっしんいん)
臨済宗建仁寺派の寺院で、本尊は「千体地蔵菩薩」です。
幕末維新の頃は、勤皇派の禁裏御陵衛士(高台寺派)の伊東甲子太郎達が、屯所として利用していました。伊東甲子太郎は、新選組の参謀だった時期もありますね。
この寺院、「布袋(ほてい)」様ですね、七福神の一尊で有名です。
弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身といわれ「商売繁盛・夫婦円満」にご利益があります。
布袋尊は、京都府宇治市の萬福寺(まんぷくじ)が有名ですね。黄檗宗の大本山で、独特の建築様式の寺院でした。
「布袋」様の触れかたは、特にないみたいですね。
霊山観音(りょうぜんかんのん)
高台寺駐車場から見える大きな観音様です。
滋賀や京都では、結構有名な「帝産グループ」の創設者の「石川博資」氏によって、1955年に建立されました。
「帝産グループ」は、バスやタクシー事業を行っている会社です。
犬のマークのバスは、地元の人なら一度は見てると思います。
霊山観音は、「願いの玉」です。
右手を触れながら、願いの数だけ周りをまわると願いが叶うと言われています。
最後に。
京都の東山は、拝観したい神社やお寺が沢山あります。
今回は、行けませんでしたが「維新の道」を行けば、幕末維新の志士の方々が眠る「京都霊山護国神社」もあります。
次回は、是非!参拝したいと思います。