どうも、吉です。
数年前から、七福神巡り発祥の地と言われている、京都(京都より全国に拡がりました)で七福神巡りをしていますが、最近気付いた事があります。
まぁ、前々から薄々は気付いてたんですが。
京都の七福神巡りは、一つだけでは無い!
という事を。。
・・・多分、他の人は知ってるよ
京都の七福神巡りが、複数あるといっても10個や20個もある訳では有りません。
昔にあったのを含めても数個ですね。
現在『七福神巡り』として、よく聞くのが『都・七福神巡り』と『京の七福神巡り』の二つです。
特に『都・七福神巡り』は、日本最古といわれ、昔から続いています。
もう一つは、歴史は古くはありませんが『京の七福神巡り』です。
二つの七福神巡りは、同じ寺社の場合もありますが、異なる事もあります。
七福神巡りの寺社を比較してみるとこうなります。
※【京】は、『京の七福神』の略称です。
【都】は、『都・七福神』の略称です。
◯恵比寿
『商売繁盛』のご利益がある神様で、七福神の中で唯一日本の神様です。
【京】・【都】京都ゑびす神社
恵比寿は、どちらも京都市東山区にある神社です。
◯大黒天
『開運招来』のご利益がある神様です。元々は、ヒンドゥー教の神様で、恵比寿様とセットで祀られる事が多いです。
【京】・【都】妙円寺
大黒天も、どちらも同じですね。京都市左京区にある寺院で、通称『松ヶ崎大黒天』です。
◯毘沙門天
『金運・財運』のご利益がある神様です。
『勝運・武運長久』の神様でもあり、戦国武将に大人気です。特に、越後の龍と呼ばれた『上杉謙信』が信仰していた事は、有名ですね。、
【京】毘沙門堂門跡
京都市山科区にある寺院です。動く襖絵でも有名な寺院です。
毘沙門堂門跡には、参詣した事があります。落ち着いた雰囲気で、本堂の毘沙門天像をゆっくり拝観出来ますよ。
御朱印も頂きました。墨に金粉が混ざっていて、綺麗な御朱印です。
【都】東寺
京都市南区九条町にある世界遺産の寺院です。正式には『教王護国寺』です。
立体曼陀羅や五重塔でも有名です。
◯弁財天
『財運・金運』のご利益がある神様です。元々は、インドの神様で、弁才天とも言われ『音楽・学問』にも、ご利益があると言われています。
【京】三千院
京都市左京区の大原にある寺院です。「きょうと〜♫おおはら、さんぜんいん〜♫〜」というフレーズを聴いた事は無いでしょうか?
関西近辺では、少し有名なフレーズです。
【都】六波羅蜜寺
京都市東山区にある寺院です。平安時代や鎌倉時代に作られた木造彫刻が数多く安置されています。
◯福禄寿
『幸福・俸禄(給料の事です)・長寿』のご利益がある神様です。名前がそのまま、ご利益をあらわしていますね。
【京】護浄院
京都市の上京区にある寺院です。本尊が『清三宝大荒神』で、通称は『清荒神』と呼ばれています。
【都】赤山禅院
京都市の左京区にある寺院で、京都の表鬼門を守護する寺院です。『方除の神』として古くから信仰されています。
◯寿老人
『長寿』のご利益がある神様です。福禄寿と同体とされる事もあり、よく間違えられます。頭巾を被っているのが寿老人です。
【京】・【都】行願寺
京都市の中京区にある寺院で、通称『革堂(こうどう)』です。元々は、一条通にありましたが、何度か移転して今の場所に落ち着きました。
◯布袋
『出世運・金運』のご利益がある神様です。中国の唐〜五代時代に実在した僧侶がモデルになったといわれています。
布袋様が持っている大きな袋には、財宝が入っていると言われていますが、我慢を教える神様でもある事から『堪忍袋』だと言う人もいます。
【京】長楽寺
京都市の東山区にある寺院です。
平家物語ゆかりのお寺で、源氏と平家の『壇ノ浦の戦い』の後、源氏に捕らえられた建礼門院(平徳子)が出家したお寺と伝えられてますね。
【都】萬福寺
京都府の宇治市にある寺院です。唯一京都市ではありません。
一度、参詣した事がありますが、建物や仏像が中国様式で作られていて、独特の雰囲気がありました。
大きな布袋様も安置されていましたよ。
私は、あまり意識せずに巡っていましたので、今は【京】・【都】混在状態です。
これから始められる方は、意識して巡ったら違う楽しみを見つけられるかも知れません。
また、七福神巡りのお寺には、それぞれのお寺で御朱印を頂けるように、開運色紙(こんな名前なのかな)もありますね。
私は、御朱印帳に書いて頂いてますが、色紙に書いて頂くのも良いかも・・・