皆さんは、一之宮って知ってますか?神社好きの人は、ご存知だと思います。ある地域で、一番格式の高い神社の事です。ある地域というのは、昔の地名になりますが、例えば、大和国(奈良県)とかになります。
因みに、大和国一之宮は、大神神社(おおみわじんじゃ)になります。
今回は、丹波国一之宮の出雲大神宮に行って来ました。(丹波国は、今の京都府亀岡市近辺になります)
鳥居の前で、一礼し中に入ります。お!兎の像があります。
「しあわせ なでうさぎ」と書いてますので。とりあえず、なでなでします。これで、かなり幸せ指数がアップしたはず。
なでうさぎを通り過ぎて、参道を進んで行くと「一之鳥居」があります。その先が、「拝殿」そして「本殿」になります。出雲大神宮の主祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)です。
大国主命 は、「因幡の白兎」でお馴染みの神様なので、ご存知の方も多いと思います。 三穂津姫命は、大国主命の后神(きさきしん)です。
大国主命は、大黒様とも呼ばれます。(七福神の大黒天は、正確には別の神様です)
大黒様は、縁結びの神様で有名です。
縁結びと言っても、男女の縁だけではありません。人と人との良縁ですね。社会で生きて行く以上、多かれ少なかれ人と接しますから、悪縁より良縁で人と繋がる方がいいですね。
まあ、生活上あきらかに、悪縁と思われる方には、極力近づかないようにした方が、いいですね。
現在の社殿は、鎌倉時代の末期に、建立されたそうです。鎌倉時代とは、源平合戦で勝利した源頼朝が開いた鎌倉幕府の時代の事です。何百年も前に建立された神社が、今も残っているというのが、日本の建築技術のすごいところですね。
さて、お腹も空いてきたので、近くのお蕎麦屋さんへ。
今回、お邪魔したのは、出雲大神宮の直ぐ近くにある、「名水手打ちそば処の出雲庵」さんです。
なかなか、いい雰囲気を出してます。こんなレトロな感じが、大好きです。時代は、昭和→平成→令和と変わりましたが、昭和の時代が一番好きですね。
店内も昭和な感じの空気が流れます。メニューは、そんなに多くはありません。お蕎麦がメインですから、唯一の定食になっていた「天ざる定食」を頼みました。
大きな海老に、魚の天ぷら、季節の野菜の天ぷらが付いてます。衣がしっかりした天ぷらです。注文した時に、店員さんに「天ぷら定食は、お時間を頂きます」と言われたので時間が掛かるのかと思っていたら、5分もかからず出てきましたね。
蕎麦も美味しいですが、天ぷらも美味しいです。蕎麦を食べ進めていると…
ハート形の蕎麦!遊び心がありますね。蕎麦も天ぷらも、美味しくて満足です。
願わくは、天ぷら用のつけ汁を付けて欲しかった。蕎麦と同じダシにつけて食べるのでダシが、少し油っぽくなります。
蕎麦湯も、楽しみにしていますので、天ぷら用のダシを付けて欲しいと思います。(言えば付けてくれたかも)後、ご飯物(おにぎりとか)の少しおいて頂ければ、幸いです。
【出雲大神宮 】
(いずもだいじんぐう)
主祭神:
大国主命(おおくにぬしのみこと)
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
住 所:
621-0002
京都府亀岡市千歳町出雲
【名水そば処 出雲庵】
(いずもあん)
お品書き:
天ぷら定食 2,000円(お勧め)
ざるそば 1,000円
その他
住 所:
京都府亀岡市千歳町千歳垣内3-1
電 話:
0771-25-2114
営業時間:
11:00~17:00
定休日 :
木曜日