どうも、吉です。
去年の冬より暖かい日が多いので活動しやすいです。
寒いと家から出たくありませんからね、ひきこもってしまいます。
さて今回は、『新薬師寺』に続いて『薬師寺』に行って来ました。
何枚か写真を撮ったので、アップしましたが・・・
曇り空だったので、写真の写りが悪いです(私の腕のせいかも知れません)
薬師寺
薬師寺は、奈良市の西ノ京にある法相宗の大本山です。
三人の天皇により創建されます。発願から堂宇の完成までは、こんな感じです。
680年に『天武(てんむ)天皇』により発願されます。
697年に『持統(じとう)天皇』によって本尊開眼されます。
そして、『文武(もんむ)天皇により堂宇が完成するのです。
しかし、完成した場所は、今の場所ではなく飛鳥に建立されました。
今の場所に移って来たのは、710年の平城遷都の時です。
薬師寺の伽藍図を見ましたが、薬師寺の寺域は広いです。
伽藍は、大きく『白鳳伽藍』と『玄奘三蔵院伽藍』に分かれています。
どうも、拝観料が要るのは『白鳳伽藍』だけのようです。
私は、車で行きましたので駐車場から近い南受付で、拝観料を払いました。反対側に北受付もあります。
南受付を過ぎるとすぐに『中門』があります。左右に仁王様・・・
カ!カラフルです。多分、今まで見た仁王様の中で一番カラフルだと思います。
カラフルな仁王様の間を通り、中に入ると正面が『薬師三尊像』が安置されている『金堂』です。
『金堂』に向かって右側が『東塔』です。現在は、解体修理中でした。(2020年4月迄)
『東塔』とクレーン車のコラボは、あまり見る事がありませんから、これは貴重かも知れません!
左側にあるのが『西塔』です。
『東塔』は、黒を基調とした古風な雰囲気ですが、『西塔』は朱色と緑色を基調にしていて鮮やかな感じです。
実は、『東塔』は白鳳時代に造営されたもので国宝に指定されています。
対する『西塔』は、享禄元年に焼失してしまいました。現在の『西塔』は、昭和56年に再建された物なんです。
なので、二つの塔の雰囲気が異なっていたのですね。
『金堂』で、『薬師如来』『日光菩薩』『月光菩薩』を拝観した後、『大講堂』で本尊である『弥勒三尊像』を拝観します。
『大講堂』は、伽藍最大の建造物です。
残念ですが、人が多かったので写真が撮れませんでした。
でも天気が、イマイチでしたので撮れてもイマイチな写真だったと思います。
次に『食堂』へ向かいましたが、残念な事が発生です!
ガーン!!『食堂』には公開期間があるようです。残念ですが仕方ありませんね。
名残を惜しみながら『白鳳伽藍』を後にして『玄奘三蔵院伽藍』へ向かうことにしましょう。
北受付より、一旦『白鳳伽藍』から出ます。道を挟んですぐのところが『玄奘三蔵院伽藍』です。
何で、玄奘三蔵(三蔵法師)の名前の伽藍があるのかと思っていたら、法相宗の始祖が玄奘三蔵だったのですね!
うーん、勉強不足でした。
『礼門』から中には入れませんが中には、『大唐西域壁画殿』や『玄奘塔』があります。
いつか拝観したいですね。
薬師三尊(やくしさんぞん)
薬師寺の『金堂』に安置されているのが『薬師三尊』です。
中尊の『薬師如来』の左側に『日光菩薩』右側に『月光菩薩』が安置されています。(仏像安置形式の一つです)
薬師如来の左右の菩薩は、如来になる為に、薬師如来に脇侍として仕えています。
日光菩薩と日光菩薩は、単独で祀られる事はありません。対で祀られます。
しかも造形が似ているので間違い易いです。
後書き
今回は、久々に古都・奈良に行きましたが、京都とは異なった良さがありますね。
いい意味で時間が、"まったり"と過ぎていくような感じです。
平日は、仕事に追い回されています。
休日は、仕事の事を忘れて京都や奈良で、ゆっくり休んでエネルギーチャージです。