タクドラとは?
タクドラ・・・
タクシードライバーの略称です。
日本では、お爺さんがするイメージがある職業ですね。
世界では、違うのですが・・・
実際、日本では人気のない職業です。
まぁ、年収が低いし休みも少ない&拘束時間も長いイメージがありますから。
しかし、イメージ通りの所と異なる所が有ります!
イメージと違うのは、年収です!後、休みと拘束時間の事は、考え方次第ですね。
◯年収のカラクリ
タクシードライバーの平均年収は、大体こんなぐらいです。(関西地方の事を書いてます、東京とかは別世界ですから)
- 全国平均 約330万円
- 大阪平均 約340万円
- 京都平均 約300万円
うん、安いね、年収・・・
でもね、ちょっとしたカラクリがあるんですね。
ポイントは、平均年収です。
皆さん、タクシーに乗られて運転手が若い人だった事が有りますか?
私は、有りません。タクドラは、年配の方が多いのです。
実際、タクシードライバーの主力世代は、50〜60歳です。若い人は殆どいません。
これが、平均年収を下げる原因になってます。60歳以降の方で年金を貰いながら働いている人は、ガッツリ稼ぐと年金の受給額が減ってしまいます。
なので、ある程度しか働きません。
また、タクシードライバーという職業は、会社を出てしまうと自由です。
営業の仕方(働き方ね)は、ドライバーが自由に決める事が出来ます。
極端な話、あまり働かなくても一定の売上が有れば、会社は文句を言わないのです。
ガッツリ働く人が、頑張って年収600万を稼ぐとします。
一方、あまり働かない人が年収200万を稼いだとします。
あまり働かない人が、多いですから
比率を、
ガッツリ「1」 対 ボチボチ「3」
とすると・・・
600万+200万*3=1200万
1200万/4=300万円
はい、平均年収300万円になります。
なので頑張ってる人は、そこそこ貰っているような気がしますね。(あくまで計算上ですが)
京都のタクドラ事情
京都は、世界有数の観光都市です。国内はもとより、海外からの観光客も沢山来ます。
しかし、需要が多いかというと微妙かも知れません。
京都市内の主な観光地には、地下鉄やバスが整備されています。
しかも京都の道は、混んでいますのでタクシーに乗るメリットが、あまりありません。
タクシーの数も多いですしね。
京都の地理を熟知して、『京都検定』も取って『観光タクシードライバー』を目指すなら、京都でタクドラをするのも、いいかも知れません。
大阪のタクドラ事情
大阪も一応、観光都市です。
しかし、思っより観光場所が無いような気がします。(京都みたいな有名な場所が少ないかも)
しかし人口は多いです!それに比例してタクシーも多い!
あかんやん!
タクシー多かったら、あかんやん!
うーん、微妙ですね。
大阪でタクシードライバーをするなら、メインのお客様は、サラリーマンですね。
飲み会帰りの人とか終電を逃した人は、長距離を期待出来ます。
しかも、梅田から北大阪に行くには、高速道路の様な『新御堂筋』が有ります!
何回か往復すれば、結構な売上になります。
中々、魅力的ですね。
但し、大阪はタクシー業界では、特定地域に指定されている為、タクドラになるにはハードルが高いです。
そう、難関の『地理試験』があって合格しないとタクドラになれません。
今、大阪でタクドラとして働いている人は、試験を合格した人なんですね。
比較した結果は?
うーん、売上重視なら大阪かな。
但し、目的があるなら別ですね。
京都が好きで、観光客に京都の魅力を伝えたい!と思っている人は、京都で観光タクシードライバーを目指すのもいいかも知れません。
大阪は、2025年に『日本国際博覧会』通称『大阪・関西万博』がありますから、タクシー需要は一時的に高まると思います。いわゆる特需ですね。
結局、ある程度の売上を確保したいなら大阪かな。(タクドラは、売上が給料に直結しますから)